2018年3月に呼吸ケア管理室主催の職員向け勉強会を開催しました。今回の勉強会は、「人工呼吸器の基本操作について」をテーマに行いました。
勉強会では、当院で使用している人工呼吸器の基本操作について、慢性呼吸器疾患看護認定看護師である西村主任と西城ME(臨床工学技士)より説明がありました。
人工呼吸器とは、呼吸を人工的に管理するための医療機器です。病気により呼吸がしにくくなった患者さまの呼吸に人工的に介入することで呼吸の機能を維持します。そうして、人工呼吸器が肺の機能を代用することで、患者さまの生活の質の低下を最小限に留めることができるのです。当院は、呼吸器疾患専門病院であるため人工呼吸器を扱う機会が多くあります。今回の勉強会では、患者さまへ医療を提供する全職員が、患者さまの命を繋ぐための人工呼吸器に必要な知識を習得するよう開催されました。
勉強会では、人工呼吸器の基本操作、注意点や緊急時の対応などの説明と、受講者自身が人工呼吸器の操作を行い、理解を深めました。
当院では、このような勉強会を通して、呼吸器疾患専門病院として、専門性の高い医療を提供できるよう取り組んでいます。
◎愛知県清須市・北名古屋市で肺がん、肺炎、間質性肺炎等の呼吸器科の疾患症状でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。