1月28日にはるひ呼吸器病院にて「尾張中部医療圏結核・感染症対策講演会」を実施しました。
講演は、清須保健所の所長である、鈴木康元先生による、「当地区における結核の状況」と当院の院長である、齊藤医師より「最近の結核診断と治療」の二講演が行われました。
肺結核は昔に比べて少なくなったとはいえ、日本で新たに肺結核を発病するかたは他の先進国に比べて多くなっています。日本ではまだ、結核は過去の病気になっていないのが現状です。
愛知県では現在減少傾向にありますが、今後も、引き続き予防に取り組む必要があります。
また、医療が確保されていない発展途上国では、結核が蔓延しており実に世界の3人に1人が結核に感染しているといわれております。
当院では結核の正しい知識を持ち、過去の病気とするべく今後も取り組みを行っていきます。