2018年8月2日(木)に呼吸ケア管理室主催の職員向け勉強会を開催しました。
今回の勉強会は、高井理学療法士が「当院における理学療法士の役割について」をテーマに行いました。
理学療法士は、患者さまのQOL(生活の質)の向上を目指し、治療体操などの運動や、電気刺激、マッサージ、温熱などの物理的手段を加えて、運動機能の回復をさせ、日常生活動作(ADL)の改善を図ります。
今回の勉強会では、理学療法(リハビリ)の効果や対象疾患、呼吸器疾患患者への理学療法の目的や効果、具体的な運動療法の方法について説明がありました。
理学療法を効果的に行うには、リハビリと合わせて、患者さまが普段行う動作と呼吸の関係について理解を深めることが重要です。リハビリの運動時間だけではなく、病棟で過ごされている際にもその理解を深めていただくために、看護師をはじめとした多職種の協力が理学療法には不可欠です。今回の勉強会では、多職種の理学療法への理解が深まる機会となりました。
今後もこのような勉強会を通して、職員の知識向上、そして患者ケアの向上に努めてまいります。
また、呼吸ケア管理室は、患者さま向け勉強会「呼吸ケア教室」を、平日(日祝を除く)15:00~15:15にはるひ呼吸器病院内で毎日開催しています。呼吸に関したテーマを中心に、患者さまへ情報提供を行っています。こちらはどなたでも参加可能です。ご興味のある方は直接会場(1F 売店横 多目的室)にお越しください。
◎愛知県清須市・北名古屋市で咳が続くなどの呼吸器疾患症状でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。